--- Raja Empat ---  

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2003年11月26日   朝曇り 風少々 うねりあり。 昨夜 船移動で大揺れ

本日の献立

 

Dive No. 20   – Anisa Garden (FAM島)

   

 

再び北半球より南半球に戻る。 海おだやかで本船より直接エントリー。 但し水面移動あり。島よりに移動して潜降するというブリーフィングであったが、ほとんど水面移動せずにガイドは突然潜降。


時計反対廻りのはずが時計回りに進んでいる。 チンアナゴが砂地に一面にいる。Wallの突端のテーブルサンゴの下にいたオオセをみんなで触りまくっていたら、突然怒り飛び出してきて逃亡された。 小生がJennyさんにオオセをみたら髭をとってこいと頼んだので彼女飛出す。


何かマンタなどの大物でないかと Wall の端で待つも何もなし。 帰途、例のコショウダイ類の大きいの
に出会う。

師匠が両手を広げたより幅の大きな巨大なシャコ貝発見。 200 年選手だそうだ(ガイド談 1年で1cmの成長)

しかし、普通のシャコ貝ほどきれいでない。なにかグロスティックだ。 人間もそうだがなんでも歳をとりすぎると妖怪チックになるのであろうか… 周辺などブヨブヨして、おぇ〜 気持ち悪い!

 

 

 

Dive No. 2 1   – South Mount I FAM (FAM島)

   

 

 

朝一番のダイブが遅れる事2時間余りで移動する時間が惜しいこと、わりと流れも穏やかで水温も低く過ぎないのでこの辺りでもう1本潜ることとなった。 この辺りが借切りの良いところで自由が利く。

とにかく魚がウジャウジャいた.

 

 


本日5日目のダイブポイント

Dive No. 22   – South Mount II FAM (FAM島)

   

 

  デコとソーセージの巻


何しろ強い流れに押され Drop Off で何やら大きな魚を見るも他に何もなし…


今回はあっち、こっちの海面にソーセージが乱立する展開となった。

 

 

 

〈各氏 証言集〉


<なべ・有ちゃん組>

 

本船からエントリー直前に有川がフィンを落っことすも Papua Man −Jerry がすばやく飛び込み素潜りでこれを回収、ことなきを得る。潜降開始後、35mまで降下するも底さえ見えず、直ちに浮上。 浮上したら偶々ボートにガイドが乗ったままで横にいたので合流して、移動後に再潜降。 ガイドに見張られているという意識があったのか今回は模範ダイバーで全く問題なし。


<Addy : 孤狼のPhotographer>


大物を捜し求めて唯一人。 路ゆけば後に続く者はなし。 前をみればバラクーダ、ギンガメアジの大群。 このチャンスを逃すことあるまじきと撮りまくるうちにデコ7分、やがて9分。 ボートの音が聞こえるので安心しつつ 減圧停止。 ソーセージ初めて使うもなかなか起たず、あぁ初体験… 500m以上は流された。

 

<上村・山ちゃん組>
 

麗しきバディ魂。 途中まで快適にダイブをしていたが、突然激しい逆カレントに出会い、ロッククライミングが始まる。 エア消費激しいが、好奇心旺盛なる2人は岩にしがみつき大魚を探すも見当たらず、唯空気のみが消えていく。 遠くにつるし柿状態のダイバーを見つけ、駆けつけて紐にしがみつく。 ほっと一息つく間もなく師匠が現れて 紐から手を離せと。 流されながら安全停止と思いきや 上村デコ5分。残圧10 ...山デコなし、残圧20。 麗しきバディ魂、空気なくならばバディとともに… 少ないけれども少しあげる。 (横に 師匠がいたので安心していたが、実は師匠も10しか残っていなかったと後で知った)


<永ちゃん(夫)>
 

本日の最悪ダイバー。 水深16m位でバラクーダを見つけ、まだ来るのではないかと岩にしがみつき、さてダイコンはと見るとデコ2分。 やばいと深度を上げようと試みるも 流れ激しく思うようにいかず空気が減るのみで焦ってくる。ふと見ると 師匠がいて その前にポイントマーカーのブイの紐がある。 これ幸いと飛びつくと横から猛烈な勢いで飛び込んできた人あり。 Dr.なり。 嫁さんとあわせ3人で紐にしがみつくも後から後から他の人がやってくる。

この紐(けっしてロープなどと呼べないたよりないもの)たった2つのウエイトを先につけて 岩にひっかけてあるだけのしろもの。 すぐにズルズルと滑り出すのでこれはマジイーと決死の思いで固定にいくが空気はどんどん減っていく。 この時点でのデコ14分。


ガイドのChrisはその辺に最初は居たが横を向いて知らんぷり… そのうちどこかに行ってしまった…


<カオリ(妻)>
 

あたしはデコでてないのに、なんで旦那だけデコ14分なのよぉ〜! 紐に捉まっておとなしくしていれば良いのに、空気ないくせに暴れまくって… ありゃパニックだね。 あたしもデコ14分にお付き合いするほぼ残圧ないよぉ… お先に〜 !
 

<Dr.・Apotik組>
 

突然変異の2人。 最初の20分位は模範ダイバー。 突然、冷静なるDr.がダイコンを示し何か叫んでいる。 Apotik、全く理解できずダイコンの表示も老眼につき読めず。 怒り出したDr.、スレートに「デコ 10分」と殴り書き。 初めて事態を理解し、上昇を始めるもダウンカレントでなかなか進まず。 そのうち何を見つけたのか突然ダッシュ。 Apotik 追いつくと紐に大勢がぶら下がっていた。
 

ちゃんエア切れ直前でデコ一杯。 奥さんエアそんなになしで可哀想。 こちらは2人ともまだ余裕なのでエアを差し上げる。
 

<師匠・ Jenny組>
 

マーカーブイに辿り着き、さてどうしようかと考えていると次々にダイバーが流されてきて、紐にぶら下がり始めた。 あの紐じゃ2〜3人が限度だと下からみていたが、Jennyが呼ぶので 自分も紐に行った。

 

やっぱりこれは無理だぜ、このままでは一家心中ものだ。 流されながらの安全停止にしようとApotikさんに合図送るも必死になって紐に捉まり反応なし。

上村・山ちゃん組と流され始める。 Jennyは紐から離れようとしたら彼女の持っていた食料保管紐(?)をApotikさんが必死になって握っていて分離できず。

 

 

Dive No. 23   – The Lagoon

   

真っ暗で星が綺麗。
美しいサンゴ礁が水深15辺りに広がる。 昼間はもっと綺麗なんだろうなぁと想像する。 これならナイ トでワイド写真もOKだろう。


潜降してすぐにDr.が大きなイセエビを抱えて現れる。あっと驚く。 (IMAI Scaleで頭の直径20 cm、ヒゲ片側1m、両側で2m 頭の長さ50cm)


しかし…半身はない。 抜け殻である。 ご丁寧に見つけられそうな場所にわざわざイセエビが隠れて いる風に細工をしている。 大物イセエビを見つけて嬉しそうに写真を撮る人。 途中で抜け殻と判って ガッカリするのを楽しく拝見させてもらった。

 

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