マンタを見られぬ時は帰らないと不退転の決意で “羊かん”断食 に入っていたＪｅｎｎｙさんの笑顔が 美しい。 やっとマンタが見られました。

小生・Dr.組、場所を変え、変え 待てど暮らせどマンタは現れず。 あきらめて浮上してボートに上が ると既に上がっていた１００本記念ダイブであった上村氏と山ちゃん組は見たという。（但し、ボート の上から） 途中で拾い上げた師匠・Jenny組は興奮状態、白と黒の２種類のマンタをすぐそこで見たと いう。

と言っている間に小生の後ろのほうでバチャンと音がする。 マンタだ、マンタと Jennyさんがすぐマス クをつけて入水。 しっかりと見えたらしい。 Dr.も小生もまだ残圧はそれなりにあり、再挑戦を決意。

残圧少ないが、ともかく師匠・Jenny組に指示された付近で根気よく待つ。 待っても待ってもまだ来ない。

あきらめて浮上に移るが、習性的に安全停止に入る。 と… 天の恩賜か 上から白い大きなモノがス ーっつと通り過ぎようとする。 はっとするとマンタ !!! あわててカメラと思ったが水深６ｍ アッという間 に行ってしまった。 それでも粘った甲斐があってよかっ〜た〜。

今回のラッキーダイバーは 永ちゃん夫妻と Addyだ。 Apotik・Dr.組と同様に何も見れずに 約５０分で 一度浮上したが、 あきらめきれずに残圧を利用して再度挑戦の結果が大成果であったそうだ。

写真が示すように、５〜６枚のマンタの大乱舞。 ウハウハ状態であったらしい。 どのマンタを撮影しようかと迷うような状態 … くそっ〜 うらやましいなぁ…

全くマンタを見れなかったのはナベ・有 ちゃん組。 取り敢えず見たことになる
上村・山ちゃん組。 見れたけど写真撮る間のなかった小山・今井組。 撮 ったけどもシャッターチャンスを逃した 師匠i・Jenny 組。 ウハウハで撮りま くった Addy、永ちゃん。

《後日談》
ジャカルタに戻ってからいそいそとフィルムを現像に出した Addy氏。 心 躍らせて 写真を受け取ると肝心の部分の袋がやけに薄い。 中を見ると焼き付けた写真がなくネガのみ… まっしろけ〜 !!! 

フィルムセットのミ スで中でフィルムが空回り…     で、Addy氏のマンタ写真もなし。

唯一の成果を挙げた永ちゃんに拍手 !!!

　

今回の全航海マップ

　

　

波なし静か。鏡の上をすべる様。 後甲板にて昼寝。

１６００あたりで前方に雲あらわれ、なん となく雨の気配。 ダイブ器材、乾いてい るのを整理。

全員で記念撮影。 クルーが歌ってくれる ローカルの歌がなんとなく古き時代を思 い出させる。 生きていて良かったと思わ せる一瞬でもありました。

そうこうしているうちに、クルーが遊び半分で流していた針にロ−ニンアジが掛かった。 大きい。 目の前で みるのは初めて。 カメラに収める。

１８３０ ソロンの港に到着。

　巷の灯が懐かしい。 黄色い小型の車が行き来しているのが見える。 細長〜 い渡し船が来て荷物を載せ、師匠・Jenny組を除く９人で乗船。 ナベさんがこれでひっくり返ったら助からな い、逃げ場所がないと心配している。

港とはいえ、桟橋のない場所で砂地に乗り上げ急停車、いや急停船。 用意してある細いラダーから下船する。 目の前はワルン。 ２台の 車に分譲して Hotel Waigo に向かう。 海岸通り。 部屋はマアマア。 シャワーの熱い、勢いのよい真水が心地よい。

 
雨模様となってきたので外出をあきらめ下のレストランにて食事。 早速、ビール（ウイスキー、ワインは置いてない）と思ったがレストラン の冷蔵庫には６本の黒ビールと１本のビンタンしか入っていない。 隠し持ってきた（？）ウイスキーを取り出し、少しずつ皆で分けて爆弾 飲みで、まずは酔っ払い、あと食事。 （メニューにはあるが レバラン開けすぐのせいか 用意できないもの 多し）

翌日（１１月３０日）の朝便で上村さん、ナベさん、一足先にジャカルタへ。 Lion Air（の子会社）のソロン便 はこれが最後で以降廃止との由。

 イリアン美人を探すのだと有志による探検隊が出陣したが、なぜかメナド美人が多く、原産モノは発見できな かったとの報告あり。

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